初対面っということもあって,やっぱり私と翔太君の間に壁を感じた。
「早速,食事を始めましょ!」
母が声をかけ,私たちは席についた。
____
食事会は思いのほか楽しい時間だった。
翔太君は声は発さないものの,会話に相づちを打ったり,お父さん似の優しい笑顔を見せていた。
…少しカッコイイなとか思ってる私はおかしいのかもしれない。
「そういえば,いつから一緒に暮らすんですか?」
ある程度の食事が終わった後,私は新しいお父さんに聞いてみた。
「色々,準備もあるし…,来月辺りかな。 愛美ちゃんのお家にお邪魔するね。」
そういえば,お家の中に余ってる部屋があったかも。
「楽しみにしてますね!」
心の底から楽しみだった。
きっと,この人たちとなら楽しい生活が出来るかもって思ったから。
