でも、いや、だからこそ、か。

私とナナはよく気が合って、すぐに仲良くなった。

ごはんとふりかけみたいに。

片方は人気があって、もう一方は人気なんかないのに、二つは仲がいい。

私たちと一緒だ。


それから、ナナは私に恋愛相談をしに来るようになったのだ。