『ナナ。』


ドンッ


『ん?』


『……好きだよ。』


『⁉

え、えっ、え!え!!えぇ!

え、あの?』


『ガチで。

そのっ、んー?

俺と、付き合ってくれませんか?』


『っ!

はいっ、うちも好きっ!

2年位前からずっとっ、好きでした!』


ほっ

ナナと、徹くんが笑い合う。


「おめでとーー!!」


ドカンッ

大きな花火が上がる。


透華が二人に向かって走っていく。

そのあとを田中が、そして私も。