休み時間になって那勇と廊下で話していた。

「惇っ!」

「なんだよ」

(あ、苺花…)

「惇?」

「あ、ごめん、那勇」

「なんだよ、苺花ちゃん??」

「何でそーなんの?」

「いま見てたでしょ苺花ちゃんのこと」

「んだよ」

「まじなにがあった?」

「だからなんもねぇ」

「あっそ」