不思議に思い、ソファーに近づくと、スーッと寝息をたてて寝ている真琴くんの姿があった。 いつもの顔と違って、幼くなった寝顔に愛しい笑みが溢れる。 今日の晩御飯なにがいいか、聞こうと思ったんだけど、まぁいいか。 こんなに気持ちよさそうに寝ていたら、起こせない。 自然と手が真琴くんの髪を撫でてしまう。 「……好きだよ、」 なんて、今言うことじゃないのに、つい口から出てしまったのは、なんでかな?