「ご飯にしますか?お風呂にしますか?……それとも、わ、私にしますか?」 「………は?」 真琴くんは状況がつかめていないのか、唖然とした表情で私を見つめてくる。 っ…!!やっぱり恥ずかしい、恥ずかしいよ!百合のバカ! そう。これが百合の 袖をクイッとして、あの恥ずかしいセリフを言って真琴くんをドキドキさせちゃおう!作戦。 なんだけど… ドキドキするどころか、軽く引くレベルだよ! 「ごめん、バカなこと言っちゃった。 すぐにご飯の用意するから」