「まみこ!同じクラスだね!」

「あ、凛!ホントだね!よろしく♪」

「うん!よろしく〜!」

よかった、凛がいて。

凛、というのは、同じ小学校だった中原凛。

親同士も仲が良くて、よく一緒に遊んでたんだ。

そーいえば、中学生になってからは全然遊んでないなぁ。

そんなことを思っていると、朝学活開始のチャイムが鳴り、みんな席についた。

「みなさん、おはようございます!」

ガラッと教室のドアが開き、一人の先生が入ってきて言った。

……げっ、この人は……。