幼なじみ×恋=?〜恋or友情?〜

私は無言で棺に近づき、中を覗き込む。

…ハル、男なのにホント綺麗。

なんて改めて思って、無意識のうちに私は少し微笑んだ。

「……美しい姫だ。お前達……姫を救って欲しいか?」

「はい!」

「もちろんでございます!」

「……ですが、白雪姫はもう……」

小人たちが答えた後、紫の小人が、悲しそうに俯く。

「大丈夫だ。必ず救う」

そう言って小人たちに笑いかけた後、私は棺の中のハルに顔を近づける。

このシーンが観客席からよく見えるように、棺はステージのド真ん中に置いてある。

こんな状況で本当にキスなんかするわけないから、フリだけ。