……まぁ、確かに二人は成績優秀だけど……、なーんか微妙な気持ち。

んー、なんでだろ……。

「せんせー、オレめんどくせーから、城田くんに任せまーす!」

ハルが頬杖をついたまま手を上げ、先生にそう発言する。

……ハル、自分でやりなよ……。

「俺もやらない。先生に指名されたんだからちゃんとやれよ、ハル」

「うっ……言うな、蓮」

二人のやり取りに、みんながどっと笑う。

さっすが城田くん。正論だよ。

「あ、じゃあ俺やります!」

「おっ、瞬、やってくれるか?」

「はい!その代わりといってはなんですが……」