「サンゴ?」
イチゴが呼びかけてもサンゴは
目を合わせようとしない。
(サンゴは
イチゴに助けてもらいたかったんだ。)
ナナはそう思ったが、あいにく恋愛や
込み入った人間関係には口は出さない。
イチゴは、自分のヨーヨーの糸で
サンゴの傷口をきつく縛った。
応急の止血だ。
すぐにでも適切な処置が必要だ。
ナナは、サンゴを運ぶのはイチゴのほうが
適しているのが分かっていたし、ここは敵に
専念するべきだと思った。
「イチゴさんはサンゴさんを頼みます。」
「ナナ?俺一人でか?」
イチゴの鈍感さにナナはスパイモードを
完全にオンにした。
「うるせえな!さっさと処置しに行けって
言ってんだよ!」
「・・・はい。」
ひるんだイチゴをそのままに、
ナナは出て行ってしまった。
イチゴは、すぐ我に返り、ぐったりしている
サンゴを背負い、医務室へと急いだ。
途中でサンゴは目を開き、
イチゴにささやいた。
「ごめんね。」
「・・・?」
「あの鏡・・・壊れちゃった。
・・・イチゴが・・・
初めてくれたのに・・・。」
「気にするな。あんなんで良けりゃ
また買ってやるよ。」
イチゴはエレベーターなど使わずに、
階段を何段も飛び越え、廊下を風のように
走り抜け、医務室に駆け込んだ。
ここの医務室は、いくつかある医務室の中で
、一番設備がいい。
組織の全ての医療を司っている。
イチゴはそんな医療道具の七割を
使いこなせる。
イチゴはサンゴの傷を縫い、無事な方の腕に点滴用の針を刺した。
そして、サンゴに、輸血を開始した。
「・・・死ぬなよ、サンゴ。」
イチゴが呼びかけてもサンゴは
目を合わせようとしない。
(サンゴは
イチゴに助けてもらいたかったんだ。)
ナナはそう思ったが、あいにく恋愛や
込み入った人間関係には口は出さない。
イチゴは、自分のヨーヨーの糸で
サンゴの傷口をきつく縛った。
応急の止血だ。
すぐにでも適切な処置が必要だ。
ナナは、サンゴを運ぶのはイチゴのほうが
適しているのが分かっていたし、ここは敵に
専念するべきだと思った。
「イチゴさんはサンゴさんを頼みます。」
「ナナ?俺一人でか?」
イチゴの鈍感さにナナはスパイモードを
完全にオンにした。
「うるせえな!さっさと処置しに行けって
言ってんだよ!」
「・・・はい。」
ひるんだイチゴをそのままに、
ナナは出て行ってしまった。
イチゴは、すぐ我に返り、ぐったりしている
サンゴを背負い、医務室へと急いだ。
途中でサンゴは目を開き、
イチゴにささやいた。
「ごめんね。」
「・・・?」
「あの鏡・・・壊れちゃった。
・・・イチゴが・・・
初めてくれたのに・・・。」
「気にするな。あんなんで良けりゃ
また買ってやるよ。」
イチゴはエレベーターなど使わずに、
階段を何段も飛び越え、廊下を風のように
走り抜け、医務室に駆け込んだ。
ここの医務室は、いくつかある医務室の中で
、一番設備がいい。
組織の全ての医療を司っている。
イチゴはそんな医療道具の七割を
使いこなせる。
イチゴはサンゴの傷を縫い、無事な方の腕に点滴用の針を刺した。
そして、サンゴに、輸血を開始した。
「・・・死ぬなよ、サンゴ。」
