Pacifism Spy

サンナは憧れの先輩である
イチゴ(15)に連絡した。

「出来るだけ早く来てください。」
「あぁ。」

イチゴは同じ高校のサンゴと来るだろう。
他にもかなりの仲間に
連絡してくれるはずだ。

そして、途中であったサヤ(38)に
ここの人全員に伝えるよう頼んだ。

「お願いします。」

「オーケー。」


しばらくし、サンナとニーナは
分かれた場所で落ち合った。

「どう?ニーナ。」

「大丈夫だよ。
 レイナとナナに連絡したし、
 十人は集まるよ。」 

「僕も。イチゴさんに連絡したから、
 それだけで二十五人は集まるよ。
 サヤさんにもここの人に
 伝えるよう頼んだし。」

「じゃあ三十五人ちょうどだね。」

二人はレイに報告しようと歩き出した。