二人はやっとのことで出入り口まで来た。
二人とも息が上がり体もぼろぼろだ。
しかし、ここでも問題が立ちはだかった。
出入り口には大きな岩やガラクタがあり、
どうやっても通れそうにない。
二人にはその障害物を
どかす力も残っていない。
イチゴはがっくりと膝をついた。
そして、
「こんなとこで・・・!」
たったそれだけだったが、
サンゴはその中に、自分を責める
気持ちも読み取った。
ーサンゴさえ怪我しなければ
こんなことには・・・-
(あたしが悪いっていうの?)
サンゴは愕然とした。
不意をつかれ、片腕を吹き飛ばされて、
一番悔やんでいるのは他でもない、
サンゴ自身だ。
二人とも息が上がり体もぼろぼろだ。
しかし、ここでも問題が立ちはだかった。
出入り口には大きな岩やガラクタがあり、
どうやっても通れそうにない。
二人にはその障害物を
どかす力も残っていない。
イチゴはがっくりと膝をついた。
そして、
「こんなとこで・・・!」
たったそれだけだったが、
サンゴはその中に、自分を責める
気持ちも読み取った。
ーサンゴさえ怪我しなければ
こんなことには・・・-
(あたしが悪いっていうの?)
サンゴは愕然とした。
不意をつかれ、片腕を吹き飛ばされて、
一番悔やんでいるのは他でもない、
サンゴ自身だ。
