「え、ええっと……ハンバーグ、です」
「わーさすが!やっぱり女の子は料理できていいなぁ。ここにいるみんなも、手作りハンバーグなんて久々すぎて感動すると思う」
「そうでしょうか……アイタッ!」
内宮先生に褒められて有頂天になりかけてとき、湊斗から足かっくん兼ね足蹴された。
「ちょっと、何するの湊斗!?」
「ムカつく」
「は!?」
「俺には教えてくれなかったクセに、ニヤニヤしやがって」
プイッとそっぽを向いて、そのままそうちゃんと出て行ってしまった湊斗。
わざわざこっちに戻って来て意地悪してくるとか、なんなの!?
何に怒ってるのかわからないけど、怒りの矛先をあたしに向けるな!
「あはは、湊斗はあんなに拗ねて、わかりやすいなぁ」
「拗ねる?」
なんで?
てか内宮先生、湊斗のこと下の名前で呼んでるんだ。
なんていうか、親しそう……?



