……いや、確かにあなたは湊斗だけれども。
「都築でもあるじゃん」
「なんで玲央は下のくせに、俺は上なんだよ」
あたしの言葉無視して、自分の疑問ぶつけてくるか。
「玲央の名字を知らなかったからだよ。それに、真守もそう呼んでたし……って、人の話聞けよ!」
なんと自分から不満げに文句言ってきたクセに、あたしを無視してヤツは洗面室へ行こうとしている。
「ふぁ〜、ねみ」
あたしは彼とまともに会話を成立させたことが記憶に少ない気がする。
指を数える程度な気がする……。
そのあと、内宮先生に呼ばれてみんなで朝食を食べたが、誰も玲央がいないことに関して不自然そうにしてなかった。
ちなみにそうめんの朝ごはんは、まともなドッグフードであった。



