……ん?
言葉の意味がわからず首を傾げていると、数分もしないうちに誰かが走ってやってきた。
「望月さん……!!」
……あ。
その人は、さっきあたしが羽渕依さんとぶつかったときに隣にいた眼鏡をかけた男性だった。
そして、その後ろには……。
「お姉ちゃん!!」
「真守……」
弟の真守と……。
どこかバツが悪そうな顔をしたまま、こっちに向かってくる金髪男と、無表情のまま長い脚を動かしてやってくる都築湊斗がいた。
あたしは自分が涙を流していることも忘れて、この光景を見て思ったのだ。
……何このイケメンズ……と。



