「は?」
機嫌が悪そうに、私の言葉で振り返った金髪男。
その顔つきに少しだけ怖気付いたが、あたしは構わず自分の意思を伝えた。
「もうここではあなたはあたしのルームメイトだし、一緒に住むんだから協力して支え合っていかなきゃいけないじゃない」
「協力? 支え合う? ふざけんなよ。そんな家族染みたこと、あかの他人とこの俺がすると思うか?」
男はフンッと鼻を鳴らし、威圧する態度であたしを見下した。
まるであたしを、バカにするように。
「お前は楽しみで来たのか知らねーけど、ここはそういうところじゃない。こっちはワケあってここで暮らしていかなきゃなんねーんだよ。半端な気持ちでここに来たんなら、今すぐ出て行け」
「なっ……そんな言い方しなくても……!」
「なんだよ。本当のことだろ?」
「違う!あたしは別に、好きでこんなところに来たワケじゃ……!!」



