「竹内くん?」 「そうですよ。さすが先輩、分かってくれて良かったです」 そう言って、ひまわりみたいな笑顔をあたしに向ける、この青年は、男子バスケの一年、竹内 大紀。要するに、あたしの後輩。 ・・・でもって、気になる後輩。 にしても、ストーカーの正体って、 「竹内くんだったのか・・・」 安堵の笑みが零れる。 ホント、よかった。 「ところで、先輩。」