詐欺師を本気にしてやります‼




「いえ、他人に基本興味ないので」

「グサッとくるね~」

「ほぉ」

「ははっ、噂通りの子だな!」


噂ってだれの?
まさか、もう私と双海のことが…!?

今時の子って情報伝わるの早いのね!!
有村おばちゃんびっくりだわっ


「おーい戻ってこーい」

「はっ!」

「またなにか考えてたろ?」

「むむっ、さすがですね瀬間くん」

「おほめの言葉光栄ですよ有村さん」

「あ、無表情じゃない」

「あ…」

「ん?」

「樹忘れろ」

「いや、無理だろ」

「頼む忘れてくれ」

「いや、無理だろ」

「…クソ…」

「聞こえてるからね?」

「仲良しなんですね」


有村の存在忘れられてるような気がする…


「俺ら親友だもんな!」

「ソウデスネ」

「ふふっ」


ひろにもちゃんと友達がいた!!

そう思うとついつい笑顔になってしまう


「うわ、笑った」

「なんですか?
人間なのでそりゃあ笑いますよ」

「笑うなよばかゆき!!」

「なっ!!」

「やべー…」

「なに笑顔なんか見せてんだよ…」

「俺今日このラーメン屋来て本当によかった…」

「このラーメン屋好きなんですか?
私も好きなんです!!」


あれ?
この人いい人かもしれないです!!


「おぉ急にテンションあがったね」

「あ、すみません
嬉しくなっちゃって」

「いいと思うよ。かわいい」

「え…」

「どうして引いた顔してるの?
ほめたのに」

「こいつかわいいとか言われても
喜ばねーよ。
むしろ…」

「有村のことかわいいなんて
あなたやばいですね
哺乳類みんなかわいいと思う
タイプのひとですよ。
よくいるんですよね有村のまわりに」

「こうなる」


いい人ではなくやばいひとでしたー。
どうして有村のまわりには哺乳類大好きな人が多いのでしょう…