「俺なら…」
「うん」
「…好きだ」
そう言ってわたしの腕をひっぱったひろ
わたしはバランスを崩してそのままひろの腕の中
「……ひろ?」
どうして抱きしめられてるのかわからない。
わたしはひろならどうするって…
「…ひろの好きな人って…」
「俺は「あ、ゆきーーーー!」
「え?」
「は?」
呼ばれた方を見ると陽がいた
「陽!」
わたしは咄嗟にひろから離れて、陽の方へ行った
あ、ひろと話してる途中だったな…
でもあの先の言葉は聞かなくてよかったと思ってる
ひろはずっと大切な幼馴染みで
そうゆう風にみたことがなかったから…
言われたら、幼馴染みの関係が終わってしまうかもしれない。
有村にとって、ひろはいなくてはならない存在で、今は陽も。…双海も。
だからこそ、崩したくない!!
「ゆきーーー!」
「はっる…ぐるじっ…」
陽に力一杯抱きしめられて窒息寸前の有村
「…桜離せって」
「あっごめん!」
「はぁ…はぁ…」
細いくせに力強くないですか陽さーん
「じゃなくて!待ってたのに!」
「あ、うん。ごめんね二人とも」
「白馬の王子さまになにか「なにもないよ」
「そ、そっか」
「ごめん、疲れたから帰る」
「俺も帰る」
「あ、じゃあ明日ね!」
「うん明日」
「おう」
そう言って、陽とばいばいした。
ひろは家が隣だから帰り道が一緒で
自然と一緒に帰ることになる
ちょっと気まずいかも~…

