Special coffee, with you.【番外編追加】

そんな事をしてしまったらもうプレシャスに行き難くなってしまい、あれから1ヶ月が経ってしまった。

行きたいのに、行けない。

自分が悪いのは分かっているよ。

やきもち焼いて、勝手に卑屈になって、落ち込んで。

ああ、私どうすればよかったのかな・・・。

安藤さん・・・安藤さんに会いたいよ。会いたい。

安藤さんのコーヒーも飲みたい。

もう何度そう思ったかな・・・。

ああ、後悔しかないよ。

一昨日の帰り道にどうしてもプレシャスが気になって途中まで行ってみたけど、やっぱり気が引けてそれ以上行けなかった。

明後日こそは行ってみようかな。

中に入れなくても、せめて窓越しにでも安藤さんのことを見に行ってみようかな。

でも結局またストーカーみたいって自己嫌悪に陥りそう。

今日は水曜日で定休日だけど、安藤さんは何しているのかな?

そんなことを考えながら会社を出て電車に乗り、2駅先の自宅最寄駅で降りて改札を出た。。

コーヒー飲みたいな・・・。

何となく真っ直ぐ帰る気にならなくて、駅前の喫茶店に行ってみようと思い立った。

気持ちが落ちているからカフェみたいな華やいだ所より、落ち着いた喫茶店でぼんやりしたい。

そのお店はプレシャスに行く前は、会社帰りや休日によく行っていた。

優しいオーナーが淹れてくれるコーヒーが美味しくて、ホットサンドのセットやナポリタンのセットを注文した事を思い出す。

ゆったりと時間が流れているような雰囲気が好きでお気に入りだったお店。

そこへ久しぶりに行ってみようと思った。