そして今日はとうとう金曜日。プレシャスに行く日だ。
なんだか朝からソワソワして、落ち着かない1日を過ごしてしまった。
でも仕事はミスなく出来たはず!
終業時間にもなり、私は荷物をまとめていそいそとプレシャスへと向かって行った。
はやる気持ちでお店のドアを開ける。
『カランカラ~ン』とドアベルが鳴り、お店へと1歩足を進めた所で立ち止まってしまった。
今まで聞いたことのないざわつき、キャッキャと嬉しそうな黄色い声。
いつもと違う光景。
女の子達が沢山いる・・・。
それを目にした私は入口で固まってしまった。
すると「いらっしゃいませ」とバイトの航太くんが声を掛けてくれた。
「茉優さん!こんばんは。どうぞ」
そう言っていつものように案内してくれようとしたけれど、あまりの賑わいに気持ちが引いてしまう。
それと同時に身体も引いてしまった。
「こんばんは・・。あっ・・混んでいるみたいだから今日は帰るね」
「えっ!あっ待って。今オーナー呼んで来ますから」
「ううん、大丈夫!忙しそうだから。また来るから・・ごめんね!」
引き止めてくれる航太くんを振り切るようにドアを開けて表に出た。
航太くん、ゴメンね!と心でもう一度謝りながら。
パタパタと早足で店前から去ると、後ろから「佐野さん!」と名前を呼ばれた。
顔を見なくても分かる。
この声は安藤さん。
頭は航太くんの時と同じように振り切ってしまいたいのに、身体は自然と足を止めてしまった。
するとあっという間に私の前まで来た安藤さん。
「どうしました?佐野さん。今日はコーヒーを飲んで行ってもらえませんか?」
そんな言葉を言ってもらえるなんて凄く嬉しい。嬉しいのに・・なんだかあの空間に戻ることに抵抗を持ってしまった。
「・・ごめんなさい。今日は混んでいるみたいなので、またゆっくり来ます」
頭を下げてからまた逃げ出した後ろから「待って・・」と聞こえたけど、そのまま走り続けてしまった。
なんだか朝からソワソワして、落ち着かない1日を過ごしてしまった。
でも仕事はミスなく出来たはず!
終業時間にもなり、私は荷物をまとめていそいそとプレシャスへと向かって行った。
はやる気持ちでお店のドアを開ける。
『カランカラ~ン』とドアベルが鳴り、お店へと1歩足を進めた所で立ち止まってしまった。
今まで聞いたことのないざわつき、キャッキャと嬉しそうな黄色い声。
いつもと違う光景。
女の子達が沢山いる・・・。
それを目にした私は入口で固まってしまった。
すると「いらっしゃいませ」とバイトの航太くんが声を掛けてくれた。
「茉優さん!こんばんは。どうぞ」
そう言っていつものように案内してくれようとしたけれど、あまりの賑わいに気持ちが引いてしまう。
それと同時に身体も引いてしまった。
「こんばんは・・。あっ・・混んでいるみたいだから今日は帰るね」
「えっ!あっ待って。今オーナー呼んで来ますから」
「ううん、大丈夫!忙しそうだから。また来るから・・ごめんね!」
引き止めてくれる航太くんを振り切るようにドアを開けて表に出た。
航太くん、ゴメンね!と心でもう一度謝りながら。
パタパタと早足で店前から去ると、後ろから「佐野さん!」と名前を呼ばれた。
顔を見なくても分かる。
この声は安藤さん。
頭は航太くんの時と同じように振り切ってしまいたいのに、身体は自然と足を止めてしまった。
するとあっという間に私の前まで来た安藤さん。
「どうしました?佐野さん。今日はコーヒーを飲んで行ってもらえませんか?」
そんな言葉を言ってもらえるなんて凄く嬉しい。嬉しいのに・・なんだかあの空間に戻ることに抵抗を持ってしまった。
「・・ごめんなさい。今日は混んでいるみたいなので、またゆっくり来ます」
頭を下げてからまた逃げ出した後ろから「待って・・」と聞こえたけど、そのまま走り続けてしまった。



