それからいつも通り月曜日と金曜日にプレシャスに通い変わらぬ毎日を送っていた。
そんなある日の朝、菊池くんが出社したと共に私のデスクまで来ると1冊の雑誌を開いて見せてきた。
「なあ、これもう見た?」
「え?何?」
差し出された雑誌を受け取って開かれているページを見ると、まず安藤さんがコーヒーを淹れている写真に目がいった。
その瞬間ドクンッと強く鼓動を感じる。
そのまま写真横に視線を移すとプレシャスが紹介されている。
『おすすめのカフェ・喫茶店特集』と題して5店舗が掲載されていて、その中でも『2代目イケメンオーナーが淹れる奥深い味』とコメントが安藤さんの写真の下に書かれている。
しかも他の4店舗よりも写真が大きい。
「何・・・これ」
菊池くんの顔を見上げてから雑誌に視線を戻し、表紙を見ると若い子に人気の情報誌だ。
もう一度特集ページを開いてプレシャスの記事を読んでいると、菊池くんが「凄いよな」と言葉にする。
「雑誌に取材されるなんて有名店ってことだよな」
「うっうん・・」
有名店かあ。プレシャスはカフェみたいなお洒落な内装のお店じゃないけど、コーヒーの味は最高だと思う。感動する味。料理とかも普通の喫茶店にあるメニューとさほど変わらないけど、どれもちゃんと作られていて美味しい。
「ちょくちょく行っているんだろ?」
「うん」
「すごいじゃん、あの人。こんなでかでかと写真載っちゃって」
「・・・うん」
「うん、うんってお前~分かってる?」
ただ返事して頷くばかりの私に、呆れるような声で聴いてくる。
そんなある日の朝、菊池くんが出社したと共に私のデスクまで来ると1冊の雑誌を開いて見せてきた。
「なあ、これもう見た?」
「え?何?」
差し出された雑誌を受け取って開かれているページを見ると、まず安藤さんがコーヒーを淹れている写真に目がいった。
その瞬間ドクンッと強く鼓動を感じる。
そのまま写真横に視線を移すとプレシャスが紹介されている。
『おすすめのカフェ・喫茶店特集』と題して5店舗が掲載されていて、その中でも『2代目イケメンオーナーが淹れる奥深い味』とコメントが安藤さんの写真の下に書かれている。
しかも他の4店舗よりも写真が大きい。
「何・・・これ」
菊池くんの顔を見上げてから雑誌に視線を戻し、表紙を見ると若い子に人気の情報誌だ。
もう一度特集ページを開いてプレシャスの記事を読んでいると、菊池くんが「凄いよな」と言葉にする。
「雑誌に取材されるなんて有名店ってことだよな」
「うっうん・・」
有名店かあ。プレシャスはカフェみたいなお洒落な内装のお店じゃないけど、コーヒーの味は最高だと思う。感動する味。料理とかも普通の喫茶店にあるメニューとさほど変わらないけど、どれもちゃんと作られていて美味しい。
「ちょくちょく行っているんだろ?」
「うん」
「すごいじゃん、あの人。こんなでかでかと写真載っちゃって」
「・・・うん」
「うん、うんってお前~分かってる?」
ただ返事して頷くばかりの私に、呆れるような声で聴いてくる。



