ここで安藤さんと2人になったことに気付く。
やっといつもの私の大好きな空間になった気がする。
すると安藤さんから声を掛けてくれた。
「先程の方にこのお店を紹介して頂けたのですか?」
その言葉に『あっ・・』と思う。紹介はしていない。むしろ秘密にしてしまったし。
そうだよね。これだけ常連になっていておすすめの店と聞かれたら教えるものね。
でも教えていない。そのことは隠したいけど、安藤さんに嘘をつきたくない。
「すいません・・。プレシャスの事、菊池くんには教えませんでした」
「え?」
「すいません。本当なら沢山の人にお勧めしたいのですが・・菊池くんはいい人だけどとても肉食系男子で、女の子口説くことしか考えていないんです」
「そうなんですか?」
「はい、いつもあちこち女の子の喜びそうなお店を探していて。今回はカフェってことで聞かれて、渡されたガイドブックから昔行っていたお店をお勧めしちゃいました。プレシャスは私のお気に入りで、息抜きできる大切なお店なので。そしたらたまたまここに向かうところを見つかっちゃって、結局ばれちゃいました。菊池くんにもこのお店のこと聞いていないって言われたから、菊池くんのイチャイチャ大作戦に使われたくないお店だって伝えておきました」
そこまで言ったところで安藤さんがクスクス笑いだした。
その笑顔がとても素敵で、私はつい見惚れてしまう。
「そんな感じの方に見えませんでしたね。爽やかでいい方に見えましたけどね」
「そうですか?くせ者ですよ。それにせっかくここに来たなら、安藤さんのコーヒー飲めばいいのに」
私が頬を膨らませて言うと、安藤さんはカウンターから出てきて菊池くんが飲んだグラスを下げながら笑みを見せた。
「皆さん好みがありますからね。佐野さんには気に入って頂けているみたいなので嬉しいですよ」
「はい!ここでコーヒー飲んだら他で飲めません」
そう、安藤さんが淹れてくれたコーヒーが私の好み過ぎて他で飲んでも比べてしまう。
安藤さんのコーヒーがやっぱりいいなって。
だから胸を張って言える。安藤さんのコーヒーは最高だって。
やっといつもの私の大好きな空間になった気がする。
すると安藤さんから声を掛けてくれた。
「先程の方にこのお店を紹介して頂けたのですか?」
その言葉に『あっ・・』と思う。紹介はしていない。むしろ秘密にしてしまったし。
そうだよね。これだけ常連になっていておすすめの店と聞かれたら教えるものね。
でも教えていない。そのことは隠したいけど、安藤さんに嘘をつきたくない。
「すいません・・。プレシャスの事、菊池くんには教えませんでした」
「え?」
「すいません。本当なら沢山の人にお勧めしたいのですが・・菊池くんはいい人だけどとても肉食系男子で、女の子口説くことしか考えていないんです」
「そうなんですか?」
「はい、いつもあちこち女の子の喜びそうなお店を探していて。今回はカフェってことで聞かれて、渡されたガイドブックから昔行っていたお店をお勧めしちゃいました。プレシャスは私のお気に入りで、息抜きできる大切なお店なので。そしたらたまたまここに向かうところを見つかっちゃって、結局ばれちゃいました。菊池くんにもこのお店のこと聞いていないって言われたから、菊池くんのイチャイチャ大作戦に使われたくないお店だって伝えておきました」
そこまで言ったところで安藤さんがクスクス笑いだした。
その笑顔がとても素敵で、私はつい見惚れてしまう。
「そんな感じの方に見えませんでしたね。爽やかでいい方に見えましたけどね」
「そうですか?くせ者ですよ。それにせっかくここに来たなら、安藤さんのコーヒー飲めばいいのに」
私が頬を膨らませて言うと、安藤さんはカウンターから出てきて菊池くんが飲んだグラスを下げながら笑みを見せた。
「皆さん好みがありますからね。佐野さんには気に入って頂けているみたいなので嬉しいですよ」
「はい!ここでコーヒー飲んだら他で飲めません」
そう、安藤さんが淹れてくれたコーヒーが私の好み過ぎて他で飲んでも比べてしまう。
安藤さんのコーヒーがやっぱりいいなって。
だから胸を張って言える。安藤さんのコーヒーは最高だって。



