「しかもお前から会いに来るし」
「はあ!?」
あたしの大きな声に何人か振り返ったのが分かったけれど、そんなこと関係なかった。
こいつは頭がおかしくなったんだ、絶対に。
学校で会うだけでもこんなに萎えるのに、会いに行くわけないじゃないか。
むしろあたしの目の前に再び現れたこと自体、あり得ないことなのに。
なんで復讐とか単純な理由で、またあたしの前に現れたのよ?
意味、分かんない。
「……バカじゃん?」
そうポツリと呟いて。
あたしは光輝の机から離れて、自分の席に向かった。
これ以上話していると、イライラして頭がおかしくなりそうだ。
それに……
なんとなくあいつの言葉が本当になる気がして。
それが嫌で、逃げたというのもあるけれど。
と、とりあえずあいつには近づかないようにしよ……。
あたしはそう心に決めたのだった。

