相合い傘~俺様な彼と最悪な再会~【更新中】



「ごめん……」


「……」


「俺の話、聞いてほしいんだけど…

 嫌か?」



そんな苦しそうな声で言われたら…


「……話して、ほしい」



嫌だ、なんて言えるわけないじゃない。


本当は聞くのが怖い。


だけど、なんとなく光輝は言い訳とかをしない気がした。


だから何をあたしに伝えるのか聞きたい部分もある。


そんなことを考えていると体を離されて、顔を覗き込まれた。


至近距離で目が合って、体が微かに跳ねる。


「あの日はあんなこと言って…
 本当にごめん」


「……うん」


「俺は……怖かったんだ」


「え……?」


「自信が…ないんだ」



怖かっ、た……?


自信が…ない?


意外だった。


いつも自信満々な光輝がそんなことを言うなんて、予想していなかったから。


「雫に夢を諦めないとか言ったけど、
 夢が叶う保証なんてどこにもないし。

 また日本に戻ってこれるかも分からない。
 だから雫に待っててって言うのが
 俺は怖かったんだ……」


「光輝……」