なぜかちょっとご立腹な様子の彼女に、あたしは恐る恐る聞いた。
「あたしが…光輝のこと好きなの、
もしかして知ってた?」
「んなの当たり前でしょ!
とっくの昔から気づいてたわよ!」
「う……」
嘘でしょ!?
ってことは、もしかして光輝にもバレてる……?
そうだとしたら、あたしは……
口に出しては言わないものの、あたしは軽くパニック状態だった。
そんなあたしに気づいたのか、愛子が呆れたように口を開く。
「大丈夫よ」
「え……?」
「多分、光輝君は気づいてないわよ。
彼…意外と鈍感みたいだし?」
「よ、よかったぁ…」
光輝にバレていないということに安心していたあたしは、愛子のその言葉の真意に気づかなかった。
とりあえず…本当によかった……。
「でもさー」
「……?」
隣で玉子焼きを口にしながら話し出した愛子にあたしは顔を向ける。

