「だから言ったじゃない!」
「わっ」
いきなり横で怒られて声をあげてしまったのは、もちろんあたしだ。
ちなみに今はお昼休みで、あたし達は二人だけで屋上に侵入し、こっそりお弁当を食べているところ。
そして…あたしは今までのことと状況のすべてを愛子に話したんだ。
実は光輝はあたしの家で住んでいること。
光輝が海外に行ってしまうこと。
あたしが……光輝のことを好いていること、何から何まで全部話した。
いきなりあたしが話し出したことの数々に、最初はびっくりしたように聞いていた愛子も最後まで真剣に聞いてくれて。
終わってから意見を待っていて、最初にきたのは…今のお叱りの言葉だったようです。
「あんたが素直にならないから
こんなことになるんでしょ!」
はい……ゴモットモデス。
…なんて最初に思ったものの、すぐに疑問が生まれてきた。
てか、光輝が海外に戻ることとあたしが素直にならないことって関係なくない?
それよりももっと大事なのが…
「ねぇ、愛子…?」
「何よ」

