そして、朝ごはんの時。
とうとうあたしは知ることになるんだ。
きっかけはお母さんの何気ない一言だった。
「そういえば最近…光輝君静かね?」
「……!」
その言葉にあたしはパンを食べていた手を止めた。
バレないようにそっと光輝を盗み見ると、
「いえ、そんなことは…」
なんと言いつつも、どこか寂しそうな顔をしている光輝がいてあたしの胸も痛んだ。
「でも…なんででしょうね?」
……そして。
次にお母さんが放った言葉は、あたしを驚愕させるには十分すぎる言葉だった。
「このままずっとここにいていいのに。
急に帰れって言うなんてね」
………え?
い、ま……何て?
固まったままのあたしに気づいたのだろう。
お母さんがあたしのことを見て、少し驚いたように言った。
「あれ、雫に言ってなかったっけ?」
「な、にを……?」
正直聞きたくないと思っているあたしがいた。
でもそんなあたしの様子に気づくはずもなく、お母さんは続ける。

