相合い傘~俺様な彼と最悪な再会~【更新中】



………そして。


「んっ……」



思わず甘い声が漏れたのは、光輝があたしの胸の谷間に甘い痛みを与えてきたから。


痛みというより…違和感の方が正しいかもしれない。


ただただ恥ずかしかった。


でも、何をされているのか分からない。


だからこそ光輝が顔をあげてあたしを見つめてきた時、反応に困ったんだ。


「……痛かった?」



その言葉に顔を横に振ると、ふっと優しげに微笑まれる。


とっくにバレているのは承知だけど、やっぱり光輝にあからさまに見られたくなくて。


あたしはドキドキしすぎて赤くなった頬を隠すように、自分の髪に顔を埋めた。


「なに…したの……?」


「ん?」


「今…あたしの体に何したの?」



さっきの光輝の行動の正体が知りたくて、思わず口から出てきた言葉。


でも、光輝の顔を見なくても分かった。


光輝が楽しそうに微笑んでいることに……―――。