相合い傘~俺様な彼と最悪な再会~【更新中】



「やっぱ怖いの…ダメなんじゃん」


「~~~~~っ」



図星過ぎる光輝の言葉。


反論したかったけれどできなかったのは、きっとそれもあるけれど……


呆れているくせに優しい声色の光輝に、安心してしまったことも理由の一つかな。


……そんなこと誰にも言えるわけないけど。


とりあえず…すごく安心したんだ。


だからかもしれない。


「……っ!」



思わず光輝が息を呑んでしまうくらい、大胆な行動に出てしまったのは。


だけど、不思議なことに恥ずかしくないんだ。


ぎゅっ…と光輝の体を抱き締める腕に力を入れると、


「……雫?」



頭上から光輝の戸惑ったような声が聞こえてきた。


「……と」


「え?」



照れながらも、勇気を出して言った言葉は光輝には聞こえなかったらしい。


聞き返してきた光輝に、顔を見られないように俯いて。


あたしはまた口を開いた。