一緒の部屋の子と仲良く話していた愛子だったけれど、あたしが来たのに気づいてその子に手を振り、あたしの側に近づいてきた。
「いいな~同じ部屋に人がいて」
「ははっ、御愁傷様~」
「……思ってないでしょ」
「あ、バレた?」
なんて憎たらしいやつなんだ。
恨めしげに愛子のことを睨み付けると、さらりと笑ってかわされる。
これももう日常化してるけどね。
そして、着いた食事会場は自由席だったみたいで、あたし達はもちろん二人並んで座る。
後からどんどん出されてくる料理は海の幸ばかりで、どれもすごく美味しかった。
最後のデザートを食べて満腹になったところで、ちょうど学年主任がマイクを持って現れたのを確認する。
このあとの予定かな?
……個人的には自由でいいんだけど。
「えーじゃあこれからの説明します」
確かキャンプファイアだった気がする。
まぁ、一人じゃなくてみんなでどんちゃん騒ぎするだけマシか。
そう思えたのはそこまでだった。
「実はキャンプファイアの道具が
破損してしまって使えないため…
急遽、肝試しに変更します」
…………え?

