相合い傘~俺様な彼と最悪な再会~【更新中】



うわー……。


やってしまった感…満載だ。


帰ったら絶対に何かされるに決まってる。


これはやつの性格上間違いない。


あぁ…このまま出家してしまいたい……。


やりもしないことを考えつつ、あたしはふと思ったこと。


てか…あたし、チョコ渡してないよね?


………。


「嘘だぁ……」



犬の散歩をしているお姉さんくらいしかいない土手沿いで、ちょっぴり後悔。


でも気まずいしなぁ…。


だからといって渡さないのもちょっと……。


あー悩みが尽きない。


ようやく着いた家の前で鍵を挿し込み、ドアを開ける。


「ただいまー」


「……」



……あれ?


いつもならお母さんが『おかえりー』って言うのに、今日は返事がない。


不思議に思って進むと、リビングの明かりも消えていることに気づいた。


そのまま電気をつけると、辺りを見回す。


そして……


「ん?」



テーブルの上に置き手紙があるのを発見した。


なんだろ、珍しいな……。


そしてあたしは手にとって、その手紙を読み始めた。