そして、後藤さんは可愛らしく顔を赤く染めて光輝に向かって叫んだ。
「あたしっ……
秋山君のことが好きなんですっ!」
ほら来た。
一瞬、光輝の名字を忘れていたのなんて関係なしにあたしが思ったこと。
「あなたがこの学校に来た時からずっと…
好きでした」
………うん。
あれは女の子のあたしから見ても羨ましいくらい可愛いと思う。
普通の男の子なら一発でノックアウトだろう。
だけど、あの悪魔は違った。
少しだけ後藤さんを見つめてから、光輝は困ったように微笑む。
そのまま何も言わない光輝に不安そうな顔をする後藤さん。
あたしも不思議に思ったけれど、きっと光輝が言葉を選んでいるのだろうと悟ったからじっと待った。
…お似合いだと思うんだけどなぁ……。
光輝は(顔だけは)かっこいいし、後藤さんも光輝の横に並んでも顔負けしないと思う。
付き合ってもいいカップルになりそうだ。
でも……

