「ねぇ、君文学とか興味ない?」
突然私に話しかけてきた男の子。なんだ?なんだなんだなんだ?
イケメン…というか、顔が整ってるっていうのかな、とにかく美形だ。
「いえあまり…というかあたし、あなたの名前も知らないんですが…」
文学?全く興味はございません。
「あっごめん。俺は松崎。松崎優斗。
ねぇ、文学とか興味ない?」
へぇ…っていうか、
「興味ないです。ごめんね。」
「俺、文芸部部長なんだよね。今部員募集中で。君、割と言葉のセンス良いし。仮入部だけでも、頼む!」
いや、あの…
「本当に遠慮しときます…」
「頼む!明後日まで待ってるから!返事!」
そういうと松崎君はどっかへ走り去っていった。
なんなんだろうか…