「……誰だ」 警戒心全開の声が病室に響いた 「あっ、…」 声を出そうにも、怖くて、うまく出せない 「わっ」 ずっと下を見ていた私の手をいきなり掴んで 亜沙はどんどん司に近づいていく 心臓がドクドクうっさい 「はじめまして、私は濱根 亜沙。こっちの子は、…」 「……谷岡 花だろ」