はじめまして、さようなら。






そんな…記憶喪失って…


「はな…」


亜沙が心配そうに見つめてきた



心配かけたくない



「大丈夫だよ…」



笑顔で言えたかな



ドアを開けて入らないと


何もできないのに

何も、始まらないのに、



何もできない




「会ってもしもしんどかったら、すぐ言いな」



そんな私を見てか、亜沙がドアを開けてくれた