「俺は、奈留瀬を信じてるから、男子と話してても、ヤキモチとか、不安にもなんないよ?」
ミルクティーを一口飲んでユーが言う。
違うよ。
そんなの…信じてるからじゃないでしょ?
「…違うでしょ?!」
見にうっすら涙が浮かぶ。
その私を見て目を見開くユー
「信じてても……ヤキモチ焼いてよ……バカ!!ユーなんて……もう知らない!!」
涙をぬぐってカバンを持ち席から離れる。
「奈留瀬!!」
追いかけてくるって思ってたのに……
振り向いてもいないユーにもっと怒りを覚える。