「晴海。黙って。」
「死んでよ!!あんたなんか……生きる価値ない!!死んで!!死ねぇ!!」
ザクザクと刺さる言葉。
パシンッ!
「っ……叩く相手が違うじゃない!!」
「晴海!」
「……っ」
「…奈留瀬ちゃん。私たちはあなたを悪く思ってないのよ?」
優しい目で…私を見ながら言った。
「母さん。晴海を。」
「えぇ……晴海。行くよ。」
「……っ一生幸せになんな!!」
晴海さんの腕をつかんで歩いて行くユーのお母さん。
「奈留瀬さん。君は友真が愛した人だ。だから…俺らは攻めないよ。」
「っ……」
「攻めたら……友真が怒るからね。」
「私のっ…私のせいなんですよ……!?」
「奈留瀬さんのせいじゃない。奈留瀬さんは幸せになって。友真の分まで……」
「う……っあぁぁぁぁぁ!!!!」
友真……っ