廊下の向こうから、ひょこひょことこちらへ向かってくる小柄な女子生徒を見つけ、俺は手を振った。
俺に手を振り返しながら、小走りでよってくる立花。

「瀬田~!
ドリンクゲットしてきたよ~」

リス? ハムスター?
とにかく、小動物みたいで可愛い。

昼休み。
俺と小動物……じゃなくて立花は、いつも通りに昼休みを一緒に過ごす用意をしている。

合流した俺達は話しながら教室へ入り、自分達の席を目指す。

「でね、さっき自販機のとこでね……」

小柄な立花は俺と話すとき、見上げてくる。
それがまた可愛くて、じっくり見ていたくなる。