❪心奏side❫

夢を見た

また、あの日の夢

まだ私が、歌っていた頃の夢

そう、つまり私は歌うことをやめた

やめなければいけない理由があったわけではない

ただ、怖く、なったのだ…

あの日の、あの時の、あの人のあの顔が忘れられない

もう、歌いたくない