私の恋は、期限つき

車に乗って着いたのは、お洒落な感じのフレンチのカジュアルレストラン。

店内からは、夜景がきれいに一望できる。



「うわぁ~きれい。」

素直に感想を口にする。

店内で案内されたのは、窓際の席で、二人で仕切られているカップル席だった。


「えっ?」

こういうお店が、初めての私は、仕切られているのもだけど、カップル席にビックリしてしまう。


「カップル席ですね。嫌なら他の席に替えてもらいますけど、どうしますか?」

ビックリしている、私を気にしてそう言ってくれる。

私は、ただ首を横に振った。


ものすごく、デートって感じで緊張しちゃうかも。


席に着くと、テーブルの目の前が全面がガラス張りで、夜景を見ながら食事ができるようになっており、とても雰囲気がよい。

隣には、いつものスーツ姿と雰囲気が違って若さを引き立てるカジュアルテイスト、けれどスマートさは、そのままの新川さん。


普段よりさらに柔らかい感じが増していて、なんだか見惚れてしまう。


「こういうお店って、初めてで…」

「安藤さんて、かわいいこと言いますね。
今日は、普段とも先日のパーティーでお会いしたときとも感じが、違ってかわいいですよ。
ところでお酒は、飲みますか?」

かわいいと言われて、顔を赤らめてしまう。
お酒を飲むかと聞かれたので、首を横に振る。

「私は、車ですけど、安藤さんは、気にしないでよいですよ。」

「いいえ、アルコールは、あまり飲めないんです。」

「そうだったんですか。」

そう言って、新川さんは、ノンアルコールのドリンクとコース料理を注文した。


「好き嫌いがないということでしたので、シェフのオススメ料理を注文しましたが、よろしかったですか?」

「はい」