私の恋は、期限つき

「凜さんは、何も心配しないでよいんですよ。そのままでいてください。」

何度も言われているこの言葉は、まるで呪文のように私に染み渡っている。

大我さんにこう言われるとなんの根拠もないのに、何故か安心できてしまうのは、なんでだろう?

それに、こう言われると私の事情を理解してくれているような気分になってしまう。

そんなことあるわけないのに…




「今日は、行きたいとことかありますか?」

行き先を決めてなかったので、大我さんがそう聞いてきた。

「あの…」

「はい」

「また大我さんのお宅にお邪魔しちゃいけませんか?」

前にお邪魔したことがある。

「…。」

なんだか大我さんが困ったような顔をしている。

「め、迷惑なら…」

「迷惑じゃないです。」

「え…?」

「迷惑じゃないんですが……」

「なにか都合悪いですか?」

「…いや、…じゃ私の家に行くとしましょう。何もありませんから、DVDでも借りて行きますか?」

「はい」


私たちは、大我さんのお宅に行くことになった。


大我さんのお誕生日にお邪魔したから、そんなに経っていないのだけど…
私は、大我さんと二人きりで過ごしたかったのだ。

先日お邪魔したときには、お料理したり惣一郎さんがいたりとなんだかまったりと過ごすことができなかったから、今度は、まったりと過ごしてみたかったのだ。

大我さんと食事に行ったりお出かけするのは、楽しいんだけど、たまには、違う雰囲気も楽しみたい。