少女の思い。



『やだ。。止まってよ。。功が来ちゃう』



好き。

好きだよ。

大好きだよ。



重い足を持ち上げ部屋に戻る




「ごめんね遅くなっ………て……」


『おそっ………すぎっ………さ、寂しかったん……だから』





驚いた功の目には涙をボロボロと流してる私が写ってる





「ふふ、そんなに寂しかったの?ほら泣かないで」




功に抱きしめられる。

暖かい。気持ちいい。安心する。





『功。好きだよ。』

「僕は大好きだよ。」

『じゃあ、私は……愛してる』

「そっか。ありがと」




”愛してる”とは言ってくれないんだね

いいよ、それでも。




大好きな貴方のそばにいれるだけで嬉しいから




たとえ私以外に女の人がいても




たとえ私に嘘をついていたって





たとえ私に愛してるって言ってくれなくたって





『功、ずっとそばにいさせてね』





ずっと、ずっと、功が飽きるまでそばにいるだけで





「もちろん。」







私は












それだけで幸せだから