オトナチック

「いいよ。

明日も先に仕事が終わったらドトールで待っていればいい?」

そう聞いた私に、
「いや…明日は、駅の構内にあるコンビニで待っててくれないか?

確か、サークルKかファミマがあっただろ?

できれば、明日はそこで待っていて欲しいんだけど」

杉下くんが言い返した。

何でそこで待ちあわせなんだろう?

「そんなにも高浜のことを待たせていなかったから、コンビニでもいいんじゃないかなって…」

何故だか杉下くんはゴニョゴニョと口ごもってしまった。

「あー…じゃあ、わかった」

そう返事をした私に、
「俺がそこへきても店内から1歩も動くんじゃないぞ?」

杉下くんが念を押すように言ってきたので、私は首を縦に振ってうなずくことしかできなかった。