「その…たまには外で飯でも食いに行かないかって思って」
そう言った杉下くんに、
「でも、外食はしないって…」
私は訳がわからなかった。
外食は年に1回すれば充分な方だと、この前言っていたはずだ。
なのにどうして、外食をしようと思ったのだろう?
「この間のお礼だよ。
ばあちゃんの見舞いに行った時、上手に婚約者のフリをしてくれたそのお礼だよ」
杉下くんが言った。
「いや、お礼なんて…」
婚約者を演じることは住むところを提供する代わりの条件だった訳だし…。
「じゃあさ、はっきりと言うよ。
ここから2駅先のところに水炊きが美味しい店があってさ、前から行ってみたいと思ってたんだよ。
それで、だから…」
そこで話を区切ると、何かブツブツと呟き始めた。
そう言った杉下くんに、
「でも、外食はしないって…」
私は訳がわからなかった。
外食は年に1回すれば充分な方だと、この前言っていたはずだ。
なのにどうして、外食をしようと思ったのだろう?
「この間のお礼だよ。
ばあちゃんの見舞いに行った時、上手に婚約者のフリをしてくれたそのお礼だよ」
杉下くんが言った。
「いや、お礼なんて…」
婚約者を演じることは住むところを提供する代わりの条件だった訳だし…。
「じゃあさ、はっきりと言うよ。
ここから2駅先のところに水炊きが美味しい店があってさ、前から行ってみたいと思ってたんだよ。
それで、だから…」
そこで話を区切ると、何かブツブツと呟き始めた。



