オトナチック

どうすればいいの?

杉下くんに気持ちを伝えてしまった以上、彼はもう私に優しくしてくれない。

私のことを軽蔑したかも知れない。

仕事でも、もう2度と口を聞いてくれないかも知れない。

関係がうまく行っていたのに…。

なのに、私のせいで関係が壊れてしまった。

ううん、私が壊してしまった。

私が杉下くんに気持ちを伝えてしまったせいで、うまく行っていた関係をめちゃくちゃにしてしまった…。

「――高浜!」

その声に、私はうつむいていた顔をあげた。

目の前で私を見下ろしている杉下くんと目があった。

彼が荒い呼吸をしているところを見ると、病院からここまで走ってきたのかも知れない。