恋色×模様

動揺してるように見えたかなっ…?

なぜか自分の言動が恥ずかしかった





「ふーん。如月って、如月何くん?」



私の考えとはまったく違い
どんどん話は進んでいた。



「えっとね〜、名前なんだっけ?」




椿がこっちを見る。





あっ、そっか。
椿には名字しか知らないんだった!



「陽志くんだよ。如月陽志くん。」






「あぁ!」




なにか香織が思い出したらしく、

1人で納得した。




「如月くんでしょ?私中学一緒だったよ。」




『えーっ!!』


思わず大声を出してしまった。


私たちの大きな声に
一瞬、教室内が静まりかえる。




するとすぐに先生が入ってきてSHRが始まった。