何を話すんだろ??
『…うん!!』
寮に帰って荷物を準備していて、何度も海登のベットが目に入った。
何度も胸がキュンとして、何度も切なくなった。
声が聞きたい。
顔が見たい。
一緒に笑いたい。
さっき会ったばっかりなのに、思いが募る…。
彼女でも、ないのになぁ…。
でも、あと少し待てば帰ってくる!!
うわぁぁぁ!!!
頭ぐちゃぐちゃ!!!
心の葛藤を続けながら咲の寮に行った。
『咲ぃ~お邪魔するね??』
「瑠美いらっしゃい!!!」
『ペアは???』
「…奥にいるよ!!!」
一瞬悲しげな顔を見せた咲…。
何やら事件の匂い…。
どうしたの???
えっ??
待って!!
ここは親友として支えないと……
もしかしてペアが…
すると奥からペアが出てきた!!!!
「こんばんわ瑠美ちゃん。俺、ペアの《岸本賢人 キシモトケント》!!
よろしくね!!!」

