うぅぅぅぅ……
周りは真っ暗で木がいっぱい。
前には道。
こういうときは明るく歌でも...!!
ゴロゴロゴロ.....
やっぱムリ…
木の隙間から誰かヒョコって出てきたりしそうとかマイナスなことしか考えられないよ…
『誰か~…』
そんな声は雨の音でかき消されるだけ…
ビチョビチョになって痛い足を軽く引きずりながら歩く…
ガサガサッ...
『きゃっ!!!』
見事に尻餅…
後ろの道の遠くに学校が見える....
そのタイミングで…
学校の避雷針に雷が!!
これは我慢してた私にさすがにこたえた。
『やだやだ!!
怖い…ヒック
海ッ…登…グスッ』
バカだな…私…
海登が助けにきてくれるわけないのに…

