隣のキミに恋した場合。~幼なじみの甘い誘惑~




せっかく一聖とふたりで帰える貴重な時間だったのに、こんな気持ちじゃダメだ。


今回のことは私が悪いんだし、一煌に謝れば解決することだよね。


よしっと気合いを入れ直して自分の部屋のドアノブを回して部屋に入る。


着替えたら一煌に謝りに行って……。


考えながら制服から着替えようとリボンに手をかけた時だった。


「……な、何してるの……」


「何って寝転んで漫画読んでんだけど」


「へぇ~そうなんだぁ……って言うわけないでしょ!

人の部屋で勝手に何してんの!?」


私のベッドに横になって静かに漫画を読んでいたのは、先に帰ったはずの一煌。


ビックリしすぎて心臓がバクバクいってるんですけど。


「おばさんが琴羽が帰ってくるまで部屋で待ってればいいって入れてくれたから」


ちょっとお母さん! 毎回毎回私の許可なく勝手に部屋に入れるのやめて~!


あれだけ言ってるのに聞いてくれてないなんて。